★ ビワコオオナマズ狙い 釣り場写真なし m(__)m ●釣り具: (@A近所、BCD琵琶湖) 合計18尾 [No.47] |
● 詳細&コメント ●
今日は父と、上司の方から聞いた琵琶湖のポイントに行った。 話によると、そこで立ち込み釣りでバスを狙っていたところ、友人に80cmぐらいのビワコオオナマズが来たそうだ。 これはいる期待大! とにかく琵琶湖のビワコオオナマズを釣りたい!
まず近所で餌のブルーギルと大ミミズを確保してから行った。 行く途中、雷、大雨が降り、ナマズを活性化させるにはもってこいだ。 夕立の後最高…のはずv
着くころにはいい具合に雨が止んだ。 が、肝心のブルーギルがー(T0T) 8尾持ってきた内、5尾が死に絶え、残り3尾も弱っている! ビクに入れたが、餌がたった3尾とは頭真っ青
orz でもここなら20cmぐらいの魚(Bナマズの餌)がいるかもと思い、ブルーギルが元気を取り戻すまで、まずミミズを付けてB仕掛けでブッコミ釣りをした。 父も(糸)6-3(針)コイ12で同じく。 水面ではたまに大きな魚が暴れた。 河口のスズキのような激しい音で、コイが跳ねたのとはまた違う。 小魚が散るなど、まさにビワコオオナマズの捕食音としたいところやけど、それは甘いか。 はじめのアタリは父に来た。 大きくアワセると竿が大きな音で空を切った。 一回コツンと来たらしい。 何が食べたのか知りたい! 次のアタリは僕に来た。 アタリが小さいのでじっくり食わそうと思い待っていると、アワセをする前にミミズがちぎれた感覚が伝わった。 上げてみると、ミミズが半分に。 まぁこれもギギの仕業だろうと考えていた。 ミミズを新しくして、今度は僅かなコツンの後、ヌゥーっとした感覚。 しかしゆっくり引っ張って聞いてみると付いてない。 いったい今のは何? スッポン!? 琵琶湖は何が来るか全然わからない。 アタリは30分に一回ぐらい。
また新しいミミズに変えた。 なかなかアタリがないなぁと、少しミミズを寄せると、ウィードエリアから抜けて砂地のような感じ。 また微妙なアタリがコンコンと来た。 …あ、掛かった! アワセを入れたか、勝手に重くなったかは定かではないが掛かった。 掛かった時は30cmぐらいだろうと思った。 寄せようとすると、気が急に変わったように重くなり、水面を一気に走りだした! 水面にスジが入りバシャバシャと水を引き裂いた! 「50cmはある! ニゴイやろう。」と言いながら最初の猛烈な走り込みに耐えた。 しかしウィードが邪魔をして糸の向きは魚が付いてる方向とは違う向きである。 このままウィードが絡みつくとまずいなぁ… 急におとなしくなったのでゆっくり寄せる。 その重さから「50cmはある、いや、60はある!」と言った。 このときもまだニゴイと思っていた。 半分ぐらい寄せるとまた向きを変えて走った。 この粘りはニゴイではないかも、でもコイにしては妙なんだな… だんだんと「ビワコオオナマズやったりして」と、餌から考えてもありえない想像に発展。 とにかく逃さない! でも最近淀川のコイで、あまりに走ってそのあげく50cm台ってのがあったから、70cm以上など、そこまで大きいとは言えなかった。 しつこい抵抗を見せ、まだ姿を現さない。 寄せるとスピードはかなり落ちたが重い引きをした。 10分か15分かそのぐらいで、ついにその正体を水面にクネクネと現した! 「☆クネクネ!!」 そう、まさかのビワコオオナマズである! しかも化け物! こんな大きな盛り上がった背中と、持ちどころのない大きな頭は、もう魚ではない! もう一度すこし引っ張られた後、ついに釣り上げた! いやぁ、全く想像もしていない形からビワコオオナマズが出てくるとは夢ではあるまいな。 狙いは「ビワコオオナマズの餌」だったのだから直接など想定外の想定外。 結果的には狙った獲物やから奇跡や! 1mはあるかもと、適当にメジャーを当てても間違いなくある! 普通のミミズでメーター級、神が掛からせたとしか… うーん、感動! とにかく忘れないように写真を撮りまくった☆
22:30 ビワコオオナマズ 103.8cm
*クリックして2倍 この迫力、見たことない!
持って写真を撮りたくても神々しさのあまり (^^;
とにかくあの仕掛け、あの針でよく外れず来てくれた。 ありがとう! 全てを終了し拝み終えてビワコオオナマズを丁寧に琵琶湖に返した。 興奮で色々な道具をそこらに散らかしてしまった。 片付けていると、さっきまで雲の上でかすかにしか光らなかった稲光が、凄いフラッシュに変わりゴロゴロと近づいて来た。 雷は僕も父も苦手で、急いで車に戻る準備。 しかし何と言う早さか、時すでに遅し、一気にシャワーをかけられたような雨が降り、たった100m歩いただけでお風呂につかった状態に。 カメラは絶対濡らしたくない! なんとか車に逃げ込んだ。 これがもし釣りキチのロダンたる漫画にするとしたら、釣ったと同時に雨が降り、逃がせば止むのが基本。 今回は神の怒りかしらんけど、逃がして10分後であった。 でも今回は釣らせたのも神! まあワケの分からんハナシは置いといて、雨が降るギリギリ前に釣り上げ写真も撮れたのだから、これもグッドタイミングだったとしか言いようがない。
車の中で服を乾かして雷雲は遠ざかった。 でも雨はずっと止まず、このままでは帰るしかない状態に。 まだ本命の狙い方をしていないと言うのに… 2時過ぎまで待って、もう待ちきれんと、ビーチパラソルを傘代わりにして釣り場に向かい、その下で釣った。 はー、もっと早くにそうしておけばよかったなぁ。 今度こそ第二段! 生きたブルーギルを宇治川の時と同様に投げた。 いやぁ、結構暴れてるしいいんちゃう^^ でもさすがなかなか。 アタリはない。 いつの間にか近くまでブルーギルが戻っていた。 やっぱり特大ミミズも持ってきたし、それもここで使っとかな損やなぁと、もう一つ仕掛けを作った。 この時、なぜかさっきより結び易いなぁと思って時間を確認すると…うわぁ、もう4:00やぁ、ようするに明るくなりだしてきたのである。 急げー! ミミズの方もアタリがなく、辺りが見えるまで明るくなってきた。 そのころから琵琶湖に流れ込む水に変化が。 だんだん茶色くなり始め、流れが出てきた。 ミミズが流され、ゴミが乗っかり重くなる。 アタリのように感じるのはゴミがぶつかった時。 でもこの環境はますますビワコオオナマズを釣りやすいと聞いているぞー、よし! ついにミミズの方に小さなアタリが。 もちろんBナマズかは不明。 ゴミかもしれないがアワセてしまう。 仕掛けを上げて、ふぅ、ミミズは無傷。 これでちぎられたらもったいない。 何回か投げて、コンコン、ゴン! んぐっ、掛かった! と同時にグイーっと引き、水面に黒紫の尾びれが見えたので、間違いない! さっきよりはあっさりと上ってきて、まだBナマズには元気が残っている。 さすがいつもの6号は引っ張りやすい。 明るい時間に釣ったのはこれが初めて。 こんな感じで上ってくるのか。 暴れ方はナマズと全く変わらないんやな。 軽いと思ったが宇治川のやつより大きい! でもさっきので見慣れてしまったのか、あまり驚かなかった… いやはや目だけは慣れないでほしかった。 宇治川の89cmのやつの方が引き寄せる時重く感じたのはなぜか。 このビワコオオナマズの頭はさらに扁平で、水の抵抗が少ないためかな?新幹線のように。
5:00 ビワコオオナマズ 91.5cm
明るい時間に撮るとこんな感じか。
これもすごい顔 (^0^)
2尾とも宇治川超え、いやぁさすが琵琶湖! 感激。 まだ口にミミズが残っていたのでそのまま投げた。 またアタリが出た! でもアタリは一回きり。 雨があがり、あちらの方の浅場でなにやら大きな魚の波紋がたくさん出だした。 もしかして雨後のビワコオオナマズの産卵かと思い、見に行くと、透明のヒレがバタバタ。 どうやらニゴイの群れのようだ。 でもそれだけでは説明できないような大波もある。 遠くでは巨大な黄色い魚が跳ねた。 コイである。 様々な魚が雨後の濁りで浅場におしよせたようだ。 すごい光景だ。 今までの琵琶湖は魚の気配が少ない所ばかりだった。 その後もアタリはたまに来たけど、アワセにいたるほど大きくない。 ニゴイが突いたのかもしれない。 でも今回のビワコオオナマズのアタリは小さかったので、まだ経験上アタリだけでは判断できないなぁ。 6:10、このまま続けても釣れそうなすごい好条件やったけど、寝てないので終了した。
とにかく今日の一尾目は、あんな大きな口してチマチマ普通のミミズを見つけて、食べたのだから驚いた。 今でも奇跡と思う。 宇治川ではミミズでやってもギギにやられておしまいばっかりやったし。 また、ブルーギルを餌にした仕掛けは釣りが終わるまでつけっぱなしにしといたのに変化がなかった。 琵琶湖のは30cmの魚も襲うはずやのに不思議。 それどころか横でやってたミミズに来たわけやし… ミミズってすごいわ。